トップ50年の歴史

1950年代石けんから合成洗剤への転換期

初代トップ 広告

1950年ごろまで、一般家庭では洗濯には粉石鹸を使うのが主流でした。1956年、ライオンは初代の合成洗剤『トップ』を発売。

1950年代はスカートなどの洋服が日本へ紹介され始めブームを呼んだ時代。多様になりつつあったファッションに対応するため、初代『トップ』は毛・絹・化学繊維・木綿など、洗うことのできる衣類を選ばないオールパーパスの中性洗剤として誕生しました。

電気洗濯機の普及とともに、合成洗剤も、石鹸にかわってまたたくまに一般家庭へ広まることとなりました。

<この時代に発売されたトップ製品>

1956年発売「トップ」

<この時代の出来事>

1950年
日本油脂加工工業会
日本石鹸工業会設立
1952年〜
電気洗濯機の本格普及

1960年代洗濯機と合成洗剤の普及

ニュートップ 広告

ハイトップ 広告

1960年代は高度経済成長の時代。エネルギーが石炭から石油へ変わり、日本の国民総生産が高まりました。 洗濯機は、テレビや冷蔵庫と並んで『三種の神器』と呼ばれ急速に家庭に普及。1960年、ライオンは、より強い洗浄力を発揮する弱アルカリ性の洗剤として、木綿・化繊洗いに用途を絞った『ニュートップ』を発売しました。

しかしこの頃、国内ではゴミや環境の問題が発生。河川では合成洗剤が原因でもある発泡現象が起こりました。ライオンは、強い洗浄力を発揮しながらもすすぎ時に泡が素早く消える洗剤『ハイトップ』をいち早く開発し、ヒット商品となりました。

1962年にはさらに、洗濯時間の短縮を目指し『ニューハイトップ』を開発、発売しました。

<この時代に発売されたトップ製品>

1960年発売「ニュートップ」 1962年発売「ハイトップ」 1968年発売「ニューハイトップ」

<この時代の出来事>

1960年
洗濯機普及率30%
1963年
合成洗剤が石鹸の生産量を上回る
1965年
洗濯機普及率70%

1970年代〜80年代前半洗剤と環境の関係に注目

酵素パワーのトップ 広告

無りんトップ 広告

1970年頃には国内の90%の家庭で洗濯機が使われるようになりました。1973年のオイルショックの影響を受けながらも、ライオンでは『酵素パワーのトップ(1979年)』を発売。タンパク汚れを分解する成分として初めて酵素を配合し、飛躍的に洗浄力を向上させました。

時期を同じくして、湖や沼では窒素化合物やリンなどの濃度が上がることで起こる富栄養化の水質問題が起きていました。その原因のひとつでもあった洗剤のリンに着目し、1980年、ライオンは『無りんトップ』を完成させました。 無リンでありながらも強い洗浄力を保ち、絶大な支持を獲得しました。

<この時代に発売されたトップ製品>

1980年発売「無りんトップ」 1979年発売「酵素パワーのトップ」

<この時代の出来事>

1970年
洗濯機普及率90%
1973年
第一次オイルショック
1970年代
湖沼などの富栄養化問題が発生

1980年代後半〜90年代コンパクト化の時代

ハイトップ(1988年)

部屋干しトップ(1988年)

1988年、ライオン初の超コンパクト洗剤として『ハイトップ』を発売。従来のタンパク分解酵素に加えて脂質分解酵素(ハイテク酵素)を配合しました。

オイルショックを経て先進国が石油に依存しすぎている状況が明らかとなり、日本ではその対策として省エネ・省資源が叫ばれるようになりました。

国民全体に省資源・省エネルギーに対する意識も高まってゆき、ライオンでは1995年に容器をさらにコンパクト化した『酵素トップ』を発売。洗濯1回当たりの使用量を従来品よりも減らし、プラスチック使用量を13%削減しました。

2001年には生乾きのイヤな匂いを防ぐ『部屋干しトップ』を発売。生活スタイルの多様化に合わせた新製品となりました。

<この時代に発売されたトップ製品>

1988年発売「ハイトップ」 1995年発売「酵素トップ」 2001年発売「部屋干しトップ」

<この時代の出来事>

1987年
超コンパクト洗剤が市販される
1980年代
省資源・省エネルギーが叫ばれる

2000年代地球規模での環境保全への関心

3つの酵素パワーのトップ 広告

1990年代から、省エネは特に温室効果ガスによる地球温暖化防止のためにも重要な課題となってゆきました。2005年に発売した『酵素パワーのトップ』は、がんこな食べこぼし汚れも分解する新酵素「ステインザイム」を新たに加え、3つの酵素を配合。省エネのため容器に再生紙を使い、計量スプーンも再生樹脂を使用するなど環境に配慮しました。

さらに2006年に発売した『3つの酵素パワートップ』は、洗浄成分の約4分の3にパームやしから作られる洗浄成分「MES」などを配合しました。

植物を原料にすることで、従来の石油原料と比べてCO²の排出量を削減することに成功。強い洗浄力はそのままに環境に配慮した洗剤として高い評価を受け、2007年には「第16回地球環境大賞」を受賞しました。

<この時代に発売されたトップ製品>

2005年発売「酵素パワーのトップ」 2006年発売「3つの酵素パワーのトップ」 2009年発売「トップ」

<この時代の出来事>

 
地球温暖化現象に注目が
集まる
2005年
京都議定書発効

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