かつて不法投棄で汚れていた中津湖を、地元有志や釣り人らできれいにしようと始めたゴミ拾いも、 今回で10回目になりました。市民ら約200人の参加者が5班に分かれて清掃を開始、約2時間 かけてゴミを拾いました。終了後は恒例の焼肉を食べながらの交流会が開かれました。
中津湖周辺に「心がホッとする」散策路(篠津河畔林、中島地区など約4km)を地元有志が 整備しています。農村の自然に親しみながら、途中産地直売所や畑の中を通過して、地域への理解を 深めながら歩いていきます。最後は河畔林で、地元の食材で作られた「江別バーガー」を食べながら、 意見交換を行いました。
旧松尾鉱山の植樹に活用している海藻(残渣)を回収するため、岩手県山田湾(山田町)で海岸清掃・海藻回収活動を 実施しました。活動は、オランダ島海岸清掃班とカキ筏清掃班(筏に付着・繁茂した海藻の排除)に分かれ、実施しました。 海藻は湿重量で約250kg、一般ごみは2袋回収しました。10月の植樹に利用するため、回収海藻は海岸で広げて 乾燥させました。
5月から7月にかけて、五泉市内小学校5校に16回の総合学習支援を行いました。
今年は「トゲソや水の学習」「トゲソの里の見学」の他に「水生昆虫から見る水の汚れ調査」「水の
浄化実験」などについて学習をいたしました。
恒例の夏の行事「早出川清流スク−ル」を今年も実施しました。今年は記念すべき10回目となりま
した。昨年は、小雨混じりの肌寒い中で実施。今年は一転して猛暑となりました。
川の流れも渇水で少ない水でしたが、カヌ−、着衣泳、投網と楽しみました。また、トゲソの会で
参加者にふるまった豚汁も、飛ぶように喜んで味わっていただけました。
地域の子どもや住民、市民、専門家、NPO、中郷用水土地改良区、企業、行政等との協働による「源兵衛川水辺観察会」は、魚類、水生動物、水生植物、野鳥分野の講師と共に、 源兵衛川の上流から下流まで歩きながら、源兵衛川の在来・外来動植物や希少種を観察します。魚類と水生動物については、実際に川に入って水中の生き物を観察。 現場で生き物に触れ、楽しく観察することで、身近な河川・源兵衛川の水辺環境と生き物との関係や特性、生物の多様性などの理解や関心を高めたいと思っています。
八千代市北西部、緑が丘あたりを水源とする「花輪川」は、桑納川〜新川を経て印旛沼へ注ぐ小川です。
八千代オイコスは「印旛沼をきれいにするにはその水源から」との想(おも)いで花輪川をきれいにする活動をしています。
今年も小学生・中学生の皆さんにこの川で楽しく遊びながら、勉強してもらえるような「川の学校」を開校しました。
川に入って、川の様子を観察したり、生き物調査をしたり、いろいろな生き物がたくさんすむ川になるための作戦会議
を行ったり、夏休みに自然とのふれあいを体験しました。
荒川下流域の自然地における生物多様性の現状を確認し、その管理方法と管理体制の
あり方を考察・提案することを目的としています。
川口市や足立区の自然地で市民団体が中心になって保全している場所で、今年はとも
に生物観察会やイベントを行っています。
船頭平閘門から桑名の「一の鳥居」までの筏下りと筏・ヨシ舟試乗体験を行いました。
さらにフルート独奏による水辺の音楽会も同時に開催しました。
2010年4月、同事業の第1期整備として、サギソウ群落移植予定地の中の沢の
上流部に「貯水池」を設けました。3年前まで「中の沢」は所々で伏流しており、2年前に
その箇所の沢水を表層化したものの、夏の渇水期には表層水が干上がってしまうことが
あり、周年安定した表層水を得るための整備です。
この作業には、多くの生徒と教員が参加しました。この夏の期間、「貯水池」の効果を
確認した後に、今秋第2期整備として、湿地予定地の表土整備を、冬期には第3期整備
として現在のサギソウ群落の部分移植を予定しています。
8月下旬には、今季最多の154輪が開花しました。
こどもエコくらぶ・ちくご川キッズ探検隊の環境活動を、全国一斉の水環境調査の一環として実施しました。
この高良川での水質調査には子どもたち約15人が集まって行われ、環境アドバイザーのサポーターの指導で、
水生生物調査やパックテストなどを行いました。
夏休みの暑い一日、遊覧船に乗って約50人の親子たちが筑後川の自然観察会を行いました。
堰の下では、船が通ると魚が驚いて水面に飛び上がる光景や、水辺の鳥たちの様子、
珍しい舟通しの仕組みなど、名物船頭さんの名調子の解説に、皆が感激していました。